Language(Japanese/English/Chinese/French)
通称『アスカチラシ』に掲載された「イスカリオテのマリア」とはどういう意味なのか?
そして、マリの正体は?
なぜ、マリエンドなのか?
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のネタバレを含みます!
閲覧は自己責任でお願い致します。
シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇|徹底解説完全ガイド【ネタバレ】
目次
真希波・マリ・イラストリアス|シンエヴァ劇場版


引用:https://www.youtube.com/watch?v=L0f6m-8i660
・名前:真希波・マリ・イラストリアス(声優:坂本真綾)
・プロフィール:本作のヒロインの一人。新劇場版の破から登場。イギリス出身、元ユーロ支部所属、現在の所属はWILLE。エヴァ8号機、仮設5号機、2号機のパイロット。語尾に「にゃっ!」を付けるのが口癖。自分の事を「胸の大きないい女」と表現している。謎の多いキャラクターの一人。
・「真実一路のマーチ」や「365歩のマーチ」を口ずさむ癖がある。
・セリフ名言:『ヒント。屋上、めがね。乳の大きい、いい女。』
イスカリオテのマリアとは誰のこと?|シンエヴァ劇場版


引用:https://www.youtube.com/watch?v=3tyYvoIlroM
イスカリオテのマリアとは、真希波・マリ・イラストリアスのことを指しています。
冬月先生は、アディショナルインパクト発動後のNHG Erlösung(エアレーズング)艦内で、マリとこのような会話をしています。
マリ「願いを重ねる冬月先生の気持ちもわかりますが、人類すべてを巻き添えにするのは、ごめん被りたいにゃ」
冬月「だろうな。私の役目は終わりだ。君が欲しいものは集めてある。後は良しなにしたまえ、イスカリオテのマリア君」
マリ「超久しぶりに聞いたな、その名前」
『イスカリオテのマリア』に関しては、劇中ではここでしか触れられておらず、詳細は一切不明である。
このやり取りからわかることはこちら。
- マリは、過去に『イスカリオテのマリア』と呼ばれたことがある。
- 冬月先生は、過去の事を知っている。
- 冬月先生は、マリの目的を事前に把握していた。
真希波・マリ・イラストリアスの正体|シンエヴァ劇場版


引用:https://www.youtube.com/watch?v=Akp5QWaNIek
マリに関しては、基本的に謎が多いキャラクターとして描かれています。
しかし、一度だけマリの過去が描かれたことがありました。
『マリの髪をとかす碇ユイ』
マリが大学生時代、大学の研究室で一緒だったマリと碇ユイ。
さらには、冬月先生や碇ゲンドウも一緒に描かれていました。
教授は、冬月先生
大学生は、マリ、ゲンドウ、ユイ
という事になります。
当時の年齢は、16歳と設定されている。
ここで疑問に思うのは、
エヴァパイロットは14歳でなければならない。
そして、マリは全然年を取らないという事。
マリは、DSSチョーカーを外したり、エンディングでは、大人になっていたりしました。
一体何者なのでしょうか?
『イスカリオテのマリア』の意味とは?|シンエヴァ劇場版


引用:https://www.youtube.com/watch?v=oJoBLIYZo54
さて、冬月先生はなぜマリの事を『イスカリオテのマリア』と呼称したのでしょうか?
マリアは、なんとなく分かるけど、『イスカリオテ』ってそもそも何を指すのでしょう。
結論…
イスカリオテ=裏切り者
マリア=キリストの母
直訳すると『裏切り者のキリストの母』という意味になります。
では、なぜ冬月先生にとってマリが『裏切り者』なのでしょうか?
『キリスト』とは一体誰の事を指すのでしょうか?
イスカリオテのユダ=裏切り者
イスカリオテは、『イスカリオテのユダ』を表しており、『裏切り者』という意味を持つ。
イスカリオテのユダは、新約聖書の4つの福音書、使徒言行録に登場するイエスの弟子のうち特に選ばれた十二人、いわゆる使徒の一人である。「イスカリオテ」はヘブライ語: איש קריות イシュ・ケリヨト「ケリヨトの人」に由来すると考えられ(ケリヨトはユダヤ地方の村の名)、ユダとは「ヤハウェに感謝する」という意味。
ほかの弟子はガリラヤ出身であったのに対し、ユダの出身はガリラヤではないとされている。イエスを裏切ったことから、裏切り者の代名詞として扱われることが多い。なお、ユダは12番目の使徒であり、彼が裏切りの末死んだためにマティアが新しい12番目の使徒となったのであって、イスカリオテのユダを第13使徒とするのは誤りである。
出典:Wikipedia
マリア=キリストの母
聖母マリアは、イエスキリストの母であり、神の母マリアとも呼ばれています。
聖母マリア(せいぼマリア、ヘブライ語: מִרְיָם, Miryām, アラム語: ܡܪܝܡ, Maryām, ギリシア語: Μαρία, María)は、イエス・キリスト(ナザレのイエス)の母、ナザレのヨセフの妻。ヨアキムとアンナの娘とされている。
「聖母(せいぼ)」はカトリック教会、聖公会で最も一般的称号である。おとめマリア、処女マリア、神の母マリアとも。
正教会の一員である日本ハリストス正教会では生神女マリヤ(しょうしんじょマリヤ)の表現が多用される。
出典:Wikipedia
イスカリオテのマリアの考察
以上の事を踏まえ、
Q.なぜ、裏切り者なのか?
冬月先生から見ると、ゲンドウとユイの4人で行うはずだった『人類補完計画』を裏切った者がマリ。
Q.なぜ、マリアなのか?
キリストの母マリア。
人類の救世主と呼ばれるイエスキリストは、人類を救う碇シンジと言えるでしょう。
マリは、そのシンジを守り、見守ってきた存在と言えるでしょう。
マリ「何があっても、必ず迎えに行くから。待ってなよシンジ君」
このセリフが印象的で思い出されますよね。
マリがなぜ冬月先生を裏切ったのかは不明である。
中には『マリがユイの事が好きだったから』と考察されているが真意は不明。
シンジ君の母であるユイの本当の願いは『シンジを救う事』
そのシンジの母であるユイに代わり、『シンジを救う事』を成し遂げたマリは、【シンジの母=キリストの母】いわゆるマリアという事になるのかもしれない。
マリの正体は第11使徒なのか?|シンエヴァ劇場版


引用:https://www.youtube.com/watch?v=3tyYvoIlroM
新劇場版では、『第11使徒』だけその姿を明らかにしていません。
そして、年を取らない事や真希波と言う名前などから、マリが第11使徒なのではないかと考察されています。
がしかし、結論から言うと、マリを第11使徒と言える根拠は不十分である。
・マリは、ゲンドウやユイと研究室が一緒だったにも関わらず、年を取っていない。
エヴァのパイロットであれば、エヴァの呪縛により年を取らないは当然だが、そもそも、エヴァに乗ったのは仮設五号機が初めてであり、それまで年を取っていないことがわかる。
そのため、マリの年齢に関しては、謎が多いままとなっている。
・真希波・マリ・イラストリアスは、クローンではないか?
また、名前の共通点「綾波、式波、真希波」から、マリもクローンではないかとも語られているが、決定的な言動や裏付ける証拠はないので、クローン説は信ぴょう性が低い。
・『イスカリオテ』は、使徒を表しており、マリも使徒なのではないか?
前述のとおり『イスカリオテのユダ』は、イエスに選ばれた十二人、いわゆる使徒の一人である。
だが、ユダは12番目の使徒であり、第11使徒を表しているわけではない。
・マリは、使徒を取り込んだアスカと同じ対爆隔離室にいた。
マリが使徒を取り込んだアスカと同じ扱いを受けていたことに関しては、マリが使徒だからではなく、『エヴァパイロットは、覚醒によりインパクトのトリガーとなる危険性があるため』と考える方がつじつまが合う。
現に、シンジ君とマリ、アスカは同じ待遇(DSSチョーカー+対爆隔離室)であった。
以上の事を鑑みて、
謎が多い事は否めないが、かと言って『マリ=第11使徒』と決定づける根拠は見当たらない。
1:カヲル
2:リリス
3:恐竜の骨に足の生えたアンモナイトのようなフォルム
4:TV版における第3使徒「サキエル」
5:TV版における第4使徒「シャムシエル」
6:TV版における第5使徒「ラミエル」
7:アスカの乗る2号機が上空から降下してきて、蹴り一発でやられた使徒
8:TV版における第10使徒「サハクィエル」
9:TV版における第13使徒「バルディエル」
10:TV版における第14使徒「ゼルエル」
11:???
12:マリによると「最後の使徒」。ネルフ本部地下に封じ込められていた黒い線の束のようなフォルム
13:第1使徒である渚カヲルが、碇ゲンドウの策略により13番目に「堕とされた」もの。
イスカリオテのマリアとは?|シンエヴァ劇場版|関連記事
- 【超完全ガイド!】シンエヴァ劇場版のネタバレ・解説全集!
シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇|徹底解説完全ガイド【ネタバレ】 - シンエヴァにトトロが隠れてる!?
シンエヴァ劇場版にトトロ!?スタジオジブリの画像はどこ? - シンエヴァ名言集!全部わかるかな?
シンエヴァンゲリオン劇場版の全名言集|キャラクター別一覧
イスカリオテのマリアとは?|シンエヴァ劇場版|まとめ


引用:https://www.evangelion.co.jp/
という事で、今回は『イスカリオテのマリア』について解説してきました。
- 真希波・マリ・イラストリアスのこと。
- 冬月先生が、マリの事を『イスカリオテのマリア』と呼んだ。
- マリは、昔その名前で呼ばれたことがある。
- 劇中では、ほぼ触れておらず、詳細は一切不明である。
イスカリオテのマリアに関しては、劇中では何のことかは不明。
マリと冬月先生の過去の考察を調べてみると良いでしょう。