『インターネットのWi-Fi中継器の選び方が分からない…』
『Wi-Fi中継器の選び方や注意点はあるの?またどこに置けばいいの?』
パソコンを持ち運んで使えるようにするには、Wi-Fiは欠かせません。
そんな便利なはずのWi-Fiですが、環境によっては通信速度が遅くてイライラしたり、設置場所によっては上手く作動しなかったりと、意外とデリケート機械の一つですよね。
そんな時に役に立つのが、この中継器です。
今回は、そんなWi-Fiを快適に使うための中継器について、お伝えしていきたいと思います。
目次
インターネットのWi-Fi中継器って何?
引用:ASUS ゲーミングルーター TUF-AX3000 デュアルバンド WiFi 6 ( 802.11ax )高速メッシュ WiFi 【 戸建 3階建 / マンション 4LDK 】
そもそもこのWi-Fiの中継器というのは、Wi-Fiルーターの電波をより遠くまで飛ばすための機械です。
Wi-Fiと言うのは、真っ直ぐに飛ぶ性質があり、壁や扉などの障害物や家電製品などの電気機器の影響により、そのWi-Fiの電波強度が徐々に弱くなっていきます。
そのため、設置したWi-Fiルーターと利用する端末(パソコンやスマホ)との距離がどんどん遠く離れるにつれ、Wi-Fiの電波強度もそれに合わせてどんどん弱くなり、著しく通信速度の低下を引き起こしてしまうのです。
そこで、今回ごお伝えするWi-Fiの中継器を使うことにより、利用端末に届くまでに弱くなってしまうWi-Fiを強化し、電波を補うことで利用端末までしっかり届けることが可能になります。
インターネットのWi-Fi中継器のメリット
なんと言っても『自由に行動できる』という点に尽きると思います。
もし、有線接続だった場合を上げるなら、有線接続の場合、パソコンを利用できる範囲はせいぜい、ルーターの半径2mが良い所でしょう。
Wi-Fiを利用するだけで、近くの部屋まではカバーできるでしょう。
そしてWi-Fiの中継器を使えば、おそらく1戸建てであればカバーできるでしょう。
ノートパソコンを自由に持ち歩き、どの部屋にいても十分にインターネットを楽しむことができるのではないでしょうか!
インターネットのWi-Fi中継器の設置場所
購入するWi-Fi中継器により、想定される中継範囲は異なってきます。
そのため、建物にあった中継器を購入すると良いでしょう。
設置に適している場所は、下記になります。
- 端末を利用する場所の中で、最もWi-Fiルーターから遠い場所と、Wi-Fiルーターとの中間地点がベストです。
- フロアが別の場合は、階段の踊り場がベストです。
もちろんこの中継器も電気機器なので、使用するためにはコンセントが必要です。
購入前に事前に確認しておきましょう。
また、Wi-Fiに干渉してしまう家電製品の近くに置くのは避けた方が良いですね。
インターネットのWi-Fi中継器選びの注意点
引用:TP-Link WIFI 無線LAN 中継機 11n/g/b 300Mbps コンセント 直挿し 3年保証 TL-WA850RE
中継器には大きく分けて2種類のタイプがあり、環境に合わせて選ぶのがポイント!
コンセント直差しタイプ
階段や廊下に置くのであれば、電源コードの無いコンセント直差しタイプがおすすめです。
物によっては、多少アンテナの向きを変えられますが、基本的には変えられません。
また、戸建てなどで使われることを想定すると、Wi-Fiの強度が気になるところですね。
中程度以上の品質のWi-Fiルーターが良いでしょう。
据え置きタイプ
引用:TP-Link Wi-Fi 無線LAN ルーター 11ac AC2600 1733 + 800 Mbps MU-MIMO IPv6 デュアルバンド ギガビット Archer A10 3年保証
Wi-Fi中継器の向きや、アンテナの向きを自由に変えたいのなら、据え置きタイプがおすすめです。
どの程度違いが出るかは使ってみないとわかりませんが、調整きく分、自由な使い方ができるでしょう。
利用環境に合わせて、少額~高額のWi-Fiルーターを選ぶと良いでしょう。
注意点
ただ、一番ネックなのが買って取り付けてみないと、実際に快適にインターネットを利用できるか分からないという事です。
例えば、木造平屋建てと鉄筋コンクリート造の3階建てだとWi-Fiの飛び具合も変わってきます。
場合によっては、中継器を2つ繋げれば快適に使える可能性もありますし、それでもWi-Fiが弱い場合もあります。
そのため、Wi-Fiは基本的にはあまり離れた場所で使うことはおすすめできません。
あまりに離れている場合は、LANケーブルで宅内配線を延長するというのも一つの方法かもしれません。
少し前には、宅内の電気回路をLANケーブル代わりに使った中継器もありました。
ルーターの近くに中継器の親機をコンセントに差し込み、端末を使いたい部屋のコンセントに中継器の子機を差し込めば、宅内の電気回路をLANケーブルの代わりにし、情報を飛ばす方法です。
親機と子機が同じ分電盤の回路上にあれば利用できる便利な機器でしたが、実際にこの中継器も使ってみないと快適に使えるかわからないというのが大きなデメリットになってしまいます。
インターネットのWi-Fi中継器の値段
中継器もその性能により、値段はピンキリになります。
安くて試しやすいのは、2000円~3000円くらいのものもあります。
もちろん、電波の届く範囲は狭くなりますし、機能もほどほどです。
高いものだと、数万円するものもあります。
電波を飛ばす力も強く、機能も充実している物が多いでしょう。
初めて購入されるのであれば、まずは安い中継器を買って、観光が少しでも改善されるのか確かめてから高性能な中継器を買う事をおすすめします。
まとめ:インターネットのWi-Fi中継器の選び方!プロ直伝の注意点とは?
いかがでしたでしょうか?
今回で中継器というものが、どんなものだかお分かりになったと思います。
Wi-Fiルーターが飛ばしている電波を一時的に増幅し、今度は今まで届かなかった場所へ電波を飛ばし、そして端末がネットを使えるようにする機械です。
用途に合わせてコンセント直差しタイプと据え置きタイプを選び、金額と性能も、安価でシンプルなものから効果でハイスペックなものまで様々なので、利用者の利用環境にあったものをお選びいただく必要があります。
ただ、初めてWi-Fiを購入し試してみる際には、安い物からお試しいただく方が良いかと思います。
中継器は価格の高価な物を使ったからといって、必ずしもWi-Fi環境が改善するとは限らないからです。
その場合、原因はほかにもあるかもしれませんからね?