ネット回線が遅いのはルーターが原因と言った話は聞いた事ありませんか?
それって本当のことなの?
「せっかくの光回線なのに、なんか読み込みが遅い…」
いくら便利に使えるインターネットでも、ページを表示するのに何分も何十分も時間がかかったり、動画が途中で止まったり…ネット回線の通信速度が遅いとイライラすることってありますよね。
今回は、なぜネット回線が遅くなるのか?その原因と改善方法を事細かく誰にでもできる方法でご紹介していきます。
目次
インターネットが遅い原因と改善方法
一言で『インターネットの速度が遅い原因』と言っても多くの可能性が考えられます。
特にその可能性が高いものと解決方法を順番に見ていきましょう!
ルーターやWi-Fiルーターに問題がある
常に電源が入りっぱなしのルーターやWi-Fiルーターは、熱がこもりやすく、不調が出やすい機器でもあります。
電源を入れなおす
周辺機器の電源を落とした後に、ルーターやWi-Fiルーターの電源を一度抜き、しばらくしてから入れ直してください。
案外、これだけで速度が改善する場合が多いです。
Wi-Fiルーターの電波に問題がある
Wi-Fiルーターは、電波を飛ばしやすい場所に設置されているか。利用端末との間に電波を様食べる障害物は多くないか。利用端末との距離は適切で遠くないか。家電製品の近くに置いてないかなど。
設置場所を変える
設置するWi-Fiルーターを、障害物の妨げにならない場所へ移動し、尚且つなるべく利用端末との距離を近くにして、利用してみて下さい。
ADSL回線を使ってる
このADSL回線の特徴としては、基地局からの距離により、速度低下がおこります。
光回線にする
光回線にすることで、距離的な問題や周辺状況に影響されずに快適にインターネットを使う事が可能になります。
安いプロバイダーを使ってる
プロバイダーと言うのは、利用者のパソコンとインターネットの世界を繋ぐための窓口になります。インターネットを使うためには、必ずどこかのプロバイダー(窓口)から入る必要があります。
よくこのプロバイダーは高速道路の入り口に例えられることが多く、高速道路の入り口が狭かったり数が少ないと渋滞を起こしてしまいますよね?
プロバイダーに当てはめると、質の良い設備が沢山あるプロバイダーを選べばいいという事になる。
有名で安定しているプロバイダーを選ぶ
有名なところほど、プロバイダー料金は高くなりますが、その分しっかりとした設備を備えており、プロバイダーを変えることで、速度が改善したケースも数多くあります。
接続方法を変える
一般的な接続方式が『IPv4』と呼ばれるものを使っていますが、この接続方式を『IPv6』に変更すると速度の改善が見込めます。
接続方式の変更はプロバイダーへ問い合わせをすれば変更できますが、月額の料金が少し上がるかもしれませんね。
この、IPv4とIPv6の何が違うかというと、簡単に言うと利用者の違いだと考えてもらえば大丈夫です。
例えば、高速道路の走行車線がIPv4で、追い越し車線がIPv6というようなイメージです。
パソコンに問題がある
利用頻度が少ない方の場合は、更新プログラムというものが沢山溜まってしまっていることがあります。
その場合、パソコンに負荷がかかったり、正常に動かなかったりして、速度の遅延を起こしている場合もあります。
プログラムをアップデートする
パソコン上の更新プログラムをアップデートし、パソコンを再起動してみましょう!
古いパソコンを使っている
一概に新しいものがいいとも言い切れないが、あまりに古いものを使っていれば、情報の処理速度は遅く、それに伴い『ネットの速度が遅い』と感じることもあるだろう。
また、Wi-Fiも同じだ。古ければ電波が弱く速度遅延の原因となる。
新しいパソコンやWi-Fiを買う
何も新品を買う必要はない、中古パソコンでもスペックの高いものを安く入手することは可能だし、Wi-Fiも飛ばせる周波数が増え、より快適にネットを使えるようになるだろう。
モバイルWi-Fiを使っている
契約内容にもよるが、ほとんどのモバイルWi-Fiに通信制限というものが設けられている。
ある一定の日数のうちに、規定容量を使用すると、通信速度が遅くなる仕様になっている。
プランやキャリアを見直す
利用頻度に気を付けて利用するのも良いが、一番大事なのは、自分に合った契約プランに変更する方が良いだろう。
この機会に、インターネットの利用頻度と利用プランの見直しをおすすめする。
インターネットが遅いのはルーターが原因なのか?
さて、回線の速度が、「あれ?これ速度遅くない?」と感じたら、まずはしっかりと何が原因なのかを追究してみましょう。
意外と速度遅延の原因として多く考えられるのが、ルーターやWi-Fiルーター自体が古かったり、利用端末のパソコンやスマホが古かったりすることがあげられます。
各企業からは日々、ネット回線の通信速度が速いものが出ています。
しかし、この新しい速度のネット回線に対応するためには、新しい通信機器でないと対応しきれないこともあり、本来の最大限のパフォーマンスを発揮してくれなくなってしまいます。
- ルーターはちゃんと高速通信に対応しているか?
- Wi-Fiルーターはちゃんと高速通信に対応しているか?
- パソコンはちゃんと高速通信に対応しているか?
こういったことが原因の可能性があるので、注意しよう!
インターネットが遅いのはマンションに住んでるから?
光回線を使っていても集合住宅の場合は速度が遅くなることがあります。
その原因は、マンションに引き込んでいる光回線が1本なのに対し、複数の世帯が同時に使用しているからです。特に20~23時の一番利用したい時間だけ速度が遅いというのはこのケースに当たるかもしれません。
光回線のファミリータイプを引き込む
速度が遅すぎる!使い物にならない!なんて方であれば、ファミリータイプの引き込みをおすすめします。マンションの設備を共同利用するのではなく、電柱から直接光回線を引き込みをし、自分の世帯だけの専用回線を引いてしまう方法です。
これには、管理人の許可やマンションへの引き込みが物理的に可能かなどの条件があり、この条件さえクリアできれば、快適にネットを利用することができるでしょう。
それでもインターネットが遅いならネット回線を乗り換える
この際、新しい光回線に乗り換えてしまうのも一つの方法です。
各メーカーの速度と料金を比較してみましょう
最高速度 | 月額料金 | |
NURO光 | 2Gbps | 4,743円 |
auひかりホーム V | 5Gbps | 5,600円 |
auひかりホーム X | 10Gbps | 6,380円 |
フレッツ光 クロス | 10Gbps | 5,610円 |
2020年9月現在
携帯電話などの割引を考えると一概にどれが安いとは言い難いですが、単純に速度だけを考えた場合、1Gbpsの月額料金と比べ、さほど差がないように感じます。
思い切って10Gbpsに変えたいところですが、提供範囲が限られているので、詳しくは各ホームぺージでご確認ください。
まとめ:インターネットが遅いはルーターが原因?改善方法をわかりやすく解説!
インターネットの速度が遅いと感じた時の原因と対処方は、ほとんどが上記で述べたいずれかの方法に該当する。
- 光回線を使っていない
- 優良プロバイダーを使っていない
- 利用環境がインターネットを使う上で悪い
- ルーターやパソコンなど使っている端末自体が古くて高速に対応していない
これらの問題を解決できれば、全て解消された時、あなたは今よりも格段に快適なインターネットを自由に、ストレス無く楽しむことができるようになっているでしょう。そして自然とイライラすることもきっと無くなるんじゃないかな。